クラウド導入 まずは「クラウド共有フォルダ」から 2016年9月13日 #248

クラウドの導入をお考えの場合には、何はともあれ、「共有フォルダ」のクラウド化をまず最初に考えてみて欲しい、と思うのです。パソコンやソフトウェアを先にクラウド化したいところではありますが、そこはぐっとこらえて…です。

ついつい、パソコンの最新最良運用や柔軟なソフトウェア運用に目を奪われてしまうものです。それも当然ですね、だってこれらはこの業界のいわゆる花形なんですから…。

ただ、クラウドの、パソコンやソフトウェアの導入には、事前に様々な検証を積み重ねていく必要があるのも事実で、思いの外、関係各所の擦り合わせに手間取ってしまい、実際の導入にきちんと漕ぎ付けるには相当な時間が掛かってしまったりすることも、決して珍しいことではありません。

そんな時に、「共有フォルダ」をクラウドでも社内でもどちらでも利用できるようにしておきますと、業務全体が大変スムーズに運ぶようになります。(クラウドと社内をソフトVPNで接続しますので社内でも今まで通りの共有フォルダが利用可能です)

実は、共有フォルダをクラウド化しておくことそれだけでも充分な意義があります。当社のクラウドは「丸ごと最大24日前まで戻せます」が大きな特徴でランサムウェア対策にもなっておりますので、今までのバックアップは不要となり、もちろん、それまであったようなハードウェアトラブルが原因による利用停止状態も一切発生しなくなります。

一見、裏方にも思える「共有フォルダ」ではありますが、業務の土台であるとも言えます。最初にクラウド化しておくことを強くおススメする次第であります。(「oneServer」)